● こんにちは、まこちょです。
最初に言っておきますが、TOEIC学習用の参考書・問題集選びは舐めてはいけません。
下手するとここのアプローチであなたのTOEICスコアが決まるかもしれません。そのくらいTOEIC参考書・問題集の選択には慎重にならなければなりません。
にもかかわらずみなさんもご存知かと思いますが、書店で販売されているTOEIC問題集の多いこと多いこと(笑)
思わず「こんなに多いTOEIC関連書から、自分に合うものを選ぶなんて無理に決まってんだろ!」と今度は「おススメTOEIC参考書・問題集」的な本を書店の棚から探し出す始末(笑)
いやまったく、いつになったらTOEICの学習ができるの?と悲観するのは目に見えてますね。
そこで今回は初めてTOEICの学習をしようと考えている気合の入った英語学習者の方に、どのTOEIC参考書・問題集を選んだらよいか、勉強法も含めてご紹介します。
特に今回はTOEIC学習者の鬼門ともいえる文法パートPART5対策用に焦点を絞って解説します。
PART5用とは言っていますが、英文法のルールを知ることはすべての英語学習の基礎ですから、ここを端折ってはTOEICのスコアなんて伸びるわけがないんですよね。
TOEICでのスコアゲットはみなさんのキャリアを作るための一過程にすぎません。したがってなるべく効率よく学習をして次のステップ進むのがベストです。
ぜひ参考にしていただいて今後の英語学習に役立ててくだされば幸いです。
TOEICでスコアを作るには英文法の知識が必要不可欠!
まず最初のお伝えしたいことがあるのですが、例えば大学入試で英語が得意だったという人も、しばらく英語から遠ざかっていて久しぶりに英語学習を再開した人も、その背景は様々ですが
英文法の基礎が出来上がっていない人は英語力の向上は絶対に望めない
ということは頭に入れておいてほしい事実です。
したがってTOEICの学習を開始する人には2種類に分けられ、それに応じてTOEIC参考書・問題集のセレクトを変えないといけません。
- 英文法の基礎が出来上がっている
- 英文法の基礎が全くない
そこでまずは英文法の基礎が本当にあるのかどうか確認するのにおススメなのが以下の問題集です。
よくありがちなのが「公式問題集」をやらずにいきなり市販のテキストでTOEIC学習を始める方がいるのですが絶対にやめましょう。
敵(?)がどのような問題を出題するのか分からないで、いったいどんな問題集を買おうというのでしょうか。
まずは公式問題集で自分の英語力のチェックをするのはTOEIC学習の鉄板セオリー。
もちろん最初は通してPART1~7まで実際に問題を解いてほしいところですが、今回はPART5対策用をメインに考えていますので、時間のない人はまずPART5の問題を解いてみましょう。
もちろんPART5で出題されるのは文法の問題ばかりではありません。ですがここで基盤となる英文法力がある程度把握できますので、まずは最初に公式問題を解くことをおススメします。
そしてその結果、英文法の知識が不足していると感じたら、以下の問題集がおススメです。
まずは本気で(?)英文法がチンプンカンプンな方は
この参考書を使いまずは中学までで学習する英文法を本当に10時間で復習してください。
まずは体系的に英文法を学習することが重要なのですが、英文法の学習はとにかく「飽き」るので、なるべくコンパクトに英文法の復習ができる参考書がベストです。
ある程度英文法の「骨格」が理解できたら次のステップに行きましょう。
いよいよTOEIC専用問題集へ
まずはTOEICでよく狙われる英文法箇所を体系的に学習しましょう。この参考書は本当に基礎から徹底的にたたき上げてくれる良書。
TOEICスコアが700以下の人にとってはマストアイテムになるでしょう。
特に暗記ではなく理解が好きな方には本当にハマる。私もちょっとハマってしまったので間違いありません(笑)
著者の関先生はTOEICの第一人者で「スタディサプリTOEICコース」をはじめ信頼できる講師。私も最初はスタディサプリを仕事上の都合でやり始めたのですが、ずっかり彼の教え方にハマってしまった口です。
「英語って暗記でしょ?」とか思っている人は特に読んでほしい逸品です。
ちょっと口コミを挟んでいいでしょうか。
TOEIC初心者にも良く分かる!
ポイントが本当によくまとまっているので、これからTOEICを勉強する自分の様な人間でも、何が必要な知識なのかという事がよく理解出来ました。シリーズ全ておススメです。
リスニング、読解の3セットで学習しています。
解き方、考え方が丁寧に書かれています。それだけではなく、習得する過程で、陥りやすい、不安な気持ちへの対処も記されているので、文法、リスニング、読解の3セットで繰り返して、学習しています。
ただ、次のような口コミもありこれに関しては私も同意するところがあります。
うーん
例題が簡単なものばかりであまり勉強にはならなかった。
もっと例題を入れて欲しいかな以上の口コミはすべてamazonから抜粋
そう、この口コミがすべてなのですが、この参考書は説明は非常に素晴らしいのですが、例題が少ないんです。
ですがこの欠点が分かっているのならば以下の問題集に移行して具体的にTOEIC PART5対策をするのは決して「流行り」ではなく、理詰めで私が動いていることはお分かり頂けるかと。
この2つの問題集の【すべて】を吸収してください。全てです。
この問題集はあなたがTOEICPART5でおそらく満点を取るためのノウハウがすべて詰まっています。「テーマ」「着眼点」「語句」そして「狙い」。全てが完璧。
まこちょが自信をもっておススメできるシリーズに仕上がっています。心配しなくて大丈夫です。すぐポチってください。
ここに記載されている英文は全部吸収してください。正しい答えを( )に入れた文をスラスラ読めるまで音読してください。そして問題の狙いをしっかり理解してください。
TOEICPART5に出題されるポイントはこの参考書にすべて網羅されています。これでTOEIC出題傾向をすべて押さえることが可能です。
口コミはこちら
良書
問題数は少ないですが、TOEICの出るところが完璧に押さえられている良書だと思います。この問題集を繰り返すだけでPart.5は8割は越えました。ただ、この本は初級、中級者向けでpart.5が9割は安定している方にはむいていません。とりあえず短時間で8割を超えればいいというかたには非常におすすめできます。
丁度良いサイズでしっかり勉強出来る
一問に徹底した解説と良問が揃っている。問題数が少ない分、不安になるが解説を読むことの方が大切だとこのテキストから分かる。ページを深くおり過ぎると、ページがとれてしまうので注意して使います。
この問題集を完璧にこなしたあなたはもはやTOEICPART5攻略は目の前。上記の口コミのように問題の数が足りませんので、ここで1000本ノックモードに突入します。
おそらくこの問題集は現行最強の問題集かと。そのくらい問題の質、量が充実しまくっている問題集です。
総問題数1049問!PART5の文法問題をこれでもかと網羅しまくった構成は圧巻の一言。ちなみに余談ですが、この問題集に収録されている問題は「まこちょ英語ブログ」「TOEICom」でも引用として使わしてもらってるほどクオリティが高いです。
この一冊でTOEICスコア500~900点台をしっかりカバーしていますので、心配しないで1000本ノックしてください。ちなみに1000本ノックといったら
が有名ですが、この本は説明が簡素すぎてTOEIC初心者には非常に不向き。上級者にはいいんですがね。
口コミ
とても良い
TOEIC文法対策として購入。問いが左、答えが右ページの構成はやはりとても勉強しやすいですね。これの前に問いと解説が別冊になっているものをやっていましたが、いちいち開いて問いを探すのが面倒でとてもやりにくかったのです。最近の問題集はわりと左右式のようですが。
また少ないスペースに的確な解説が載っています。ページが柔らかい暖色なのもよいです。
ただ初歩的な文法の参考書をざっと勉強してからとりかからないと、この本の解説だけでは難しいこともあるかもしれません。
届いた際には3㎝くらいありそうな厚みに若干ひるみましたが、始めて見ると意外とサクサク終わります。似たような設問が何度か出てきますので、自分の弱い傾向も浮き彫りになって良いです。繰り返すことで語彙も自然に増えていくようです。
あとがき
今回はガチでTOEICPART5/6を満点取るためのマストアイテムを紹介させていただきました。
これらの問題集をやり込んだ後、もう一度公式の問題集をやってみてください。面白いほどPART5が見えます。
ぜひ参考にしていただくと幸いです。頑張ってくださいね!
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