● こんにちは、まこちょです。
いきなり突然ですが、あなたは接続詞を見ただけで「これは名詞節だ!」とか「いやこれは副詞節だ!」と即座に判断することができますか?
例えば文中にwhenが出てきたときこのwhenは「~節」を取る可能性があるのか即答できるでしょうか。
もちろん、ある接続詞が「~節」を取ると分かるのは、英文の構造(SVOCM)等をしっかりと理解していれば判断することができるのですが、実は慣れてきたら、ある程度接続詞を見ただけで「~節」を取るのか判断できるようになると非常に楽に英文を読めるようになります。
ところがこの接続詞別の「~節」の種類はまとめるのが大変。おそらくみなさんの頭の中にも、おぼろげながらストックされているとは思うのですが、ちゃんとうまくまとめられているかは難しいところですよね。
そこで今回はよく英文中で見る接続詞がいったい「何節」を取るのか?を例文つきでまとめてみようかなと思います。
ぜひ接続詞をまとめる際の参考にしていただければ幸いです。
この接続詞は何節?
① that節
名詞節「~すること」
I think that he is a teacher.
副詞節
I am glad that you like it.
形容詞節
The man that I know can speak Freach.
「私が知っているその男はフランス語を話せる」
that節についてさらに細かく学習したい方はこちらにどうぞ
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② if節 / whether節
お次はこれ。これもあまりにも有名な接続詞ですよね。ポイントはif節 / whether節ともども「形容詞節」がないことです。
名詞節「~どうか」
Whether she likes it is another story.
「彼女がそれを気に入るかどうかはまた別の話だよ」
I don’t know if my boyfriend wants to marry me.
「彼が私と結婚したいのかどうかわからないわ」
副詞節
● if節「もし~ならば」
If it rains, I will stay home.
「もし雨が降ったら家にいます」
● whether節「~だろうとも」
Whether he is guilty or not, I will be friends with him.
「彼に罪があろうと、私は彼の友達だよ」
そういえばこのif節とwhether節の使い分けも入試頻出ですよね。
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③ what節
what節といったら「関係代名詞」が有名ですね。この関係代名詞のwhat節は「名詞節」になるのが特徴ですが、もう1つイディオムとして「副詞節」として使うものもあるんです。
名詞節
What he said is true.
「彼が言ったことは真実だ」
副詞節
The boy is what we call a “genius.”
「その少年はいわゆる「天才」だ」
what節についてもっと知りたい方はこちらの記事へどうぞ
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④ when節
when節は「名詞」「形容詞」「副詞」それぞれの節がある万能選手。しっかり理解しておきましょう。
名詞節「いつ~か」
I wonder when she will come here.
「いつ彼女はここに来るのかしら」
副詞節「~するとき」
I will tell her the story when she comes here.
「彼女が来たらその話をします」
形容詞節
I don’t know the time when she will come here.
「彼女がここに来る時間を知りません」
when節はif節と並んでしっかりと理解しておきましょう
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⑤ where節
where節もwhen節と同様、「名詞節」「副詞節」「形容詞節」とそろっています。特に副詞節の「~ところに」は要注意です。
名詞節
I know where your schoolis.
「私はあなたの学校がどこにあるのか知っています」
副詞節「~ところに」
Put the magazine back where you found it.
「雑誌をもとあったところに戻しておきなさい」
形容詞節
This is the mansion where Mr. and Mrs. Johnson lived.
「これはジョンソン夫妻が住んでいた(大)邸宅です」
⑥ who / which / why 節
この3つの節は「名詞節」と「形容詞節(関係代名詞・関係副詞節)」になります。「副詞節」はないことに注意しましょう。
名詞節
I know who he is.
「私は彼が誰であるか知っている」
形容詞節
That is a house which is in the center of this town.
「あれは、この町の中心にある家です」
⑦ whoever節
~ever節は特に節の種類が問われますので、しっかりとした理解が必要になります。
whoeverは「名詞節」と「副詞節」があり、whoeverに限らず~ever節系は「形容詞節」がないことがポイント。
名詞節「~ならだれでも」
Whoever wants to join our club will be welcome.
「私たちのクラブに入会したい人は誰でも歓迎する」
副詞節「たとえ誰が~でも」
Whoever comes, you must not open the door.
「たとえ誰が来てもドアを開けてはいけません」
⑧ whenever節
whenever節はなんと「副詞節」一本しかありません。ですからこの節をみたらそく「いつ~でも」と訳を入れていきましょう。
副詞節
Whenever they meet, they quarrel.
「会えば必ず喧嘩する」
⑨ how節
how節は一見「副詞節」があるように見えるじゃないですか?ですが実はwhat節と使い方が一緒(what節は副詞節のイディオムがあるが)で「名詞節」しかありません。
ただしhow節は後ろに続く文の形で訳し方が異なることに注意しましょう。
名詞節
Be careful how you act.
「立ち居振る舞いに気をつけなさい」
howの訳し方に気をつけて!こちらの記事を熟読しよう
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⑩ as節
as節は関係代名詞的に使う「形容詞節」と「副詞節」があります。とくに「副詞節」は意味が非常に多いので注意しましょう。
副詞節
As you object, I won’t go.
「あなたが反対するのだから、私は行きません」
形容詞節
I want to buy the same motorcycle as you have.
「私も君が持っているのと同じバイクがほしい」
接続詞のasを極めよう!こちらの記事がおススメ
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まとめ
さて今回はいかがだったでしょうか。このように接続詞はあらかじめどのような種類になるのかを押さえておくと解釈が段違いに楽になりますので、ぜひマスターしてみてくださいね!
ではまた
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