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the+形容詞、those presentでなぜ「人」の意味になるのか?使い方を徹底解説!

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形容詞・副詞

 

この記事を読むと
英語の「人」表現について分かります。

 

● こんにちは、まこちょです。

 

英語には「え?なんでこれがこんな意味になるの?」という英語表現があります。今回ご紹介する「人」を表す英語表現もそれに当たるかと。




例えば英語で「人」といったらまず思い浮かべるのはpeopleですよね。もしくはman(men)なども思いつく単語でしょうか。

 

ところが英語にはそのほかにも、これで「人」っていう意味になるの?という表現があり、知らないとそれなりに訳出に苦労する形だってあるんです。

 

そこで今回は「人」を表す英語表現を徹底攻略。ぜひマスターしていただいて、訳出のときに苦労しないようにしましょう。

 

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the + 形容詞

まずはこれからいきましょう。「the +形容詞」で「人」を表す表現があるんです。

 

例えばthe young「若い人」を指し、young peopleと同じ意味になります。これって意外と教えてもらわないと分からなかったりするんですよね。





The young in spirit enjoy life.
「精神的に若い人たちは人生を楽しむものだ」





他にも種類としてthe rich 「金持ちの人」, the poor 「貧乏人」、the old 「老人たち」、the learned 「博学な人たち」、the brave「勇者たち」the wise「賢者たち」などたくさんあります。例えばthe rich = rich peopleと同じ意味ということを理解しておきましょう。




この「the +形容詞」ですが、注意点があります。これはよく生徒から質問されるポイントになりますのでしっかり押さえておいてください。




まず一つ目にこの the youngですがthe young peopleとイコールではないということが重要です。




the young

× = the young people

= young people




なぜならthe young peopleですと特定するtheがついていますので意味はその若い人たち」となってしまい、「特定の人たち」を指すことになってしまいます。




ここでいう「若い人たち」は世間一般的にいう「若者」を指しており「特定」していませんのでtheをつける必要がない、ということは覚えておきましょう。




もう1つ、この「the + 形容詞」「形容詞+peopleに書き換えられることからお分かりの通り、必ず【複数名詞】扱いになることもポイントです。





The young are apt to put too much confidence in themselves.

「若者たちは、自分たちの力を過信しがちである」


 

※本当の注意ポイント①※

実はこの「the + 形容詞」ですが、通常「複数名詞」扱いなのですが、「単数名詞」扱いになる用法があるのは押さえておきましょう。もちろんかなり状況が限られます。




The accused was acquitted.

「被告人は無罪になった」



the accused「被告人」という表現で通常は「単数」扱い。もちろん状況によって、例えば「被告人」が複数いる場合は「複数形」になります

 

。状況がよく分からない場合は基本「単数扱い」になることは覚えておいてください。



このタイプの「the+形容詞」は他にも、the deceased「故人」the beloved「最愛の人」the employed「雇われている人」などがあります。

※本当の注意ポイント②※

実は「the + 形容詞」の用法はこれだけでは終わりません。すいません、なんか注意ポイントが多すぎて(笑)。




実はこの「the + 形容詞」、「形容詞」の種類によっては「人」だけでなく「もの・こと」と訳すことがあるんです。ちょっと例を出しましょう。





例えばthe beautifulですが、もちろんこれまでの学習からbeautiful people「美しい人たち」と訳しても大丈夫です。

 

ところが「人」と訳しては不適切な場合、「美しい【こと・もの】抽象名詞として訳出することもできるんです。





もちろん抽象名詞ですから通常は「単数名詞」扱いになります。



The beautiful is higher than the good.

「美は善より上である」



The most important is yet to be explained.

「最も大切なことがまだ説明されていない」



The task approaches the impossible.
「その仕事は不可能に近い」




いやぁ…「the + 形容詞」って深いですね(泣)


 

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Those who~で「~する人々」

もう1つ、「人」を表す表現といったらこのthose whoですよね。この表現は比較的学校でも勉強するせいか、意外に知名度は高いです。



ですが、このthose whoの成り立ちをきちんと説明できる人は少ないようです。



このthose whoはもともとthose people who~people「省略」されてできたものということをまず押さえましょう。つまりこのwho関係代名詞で、先行詞peopleです。


There are those who believe in UFO’s.

= There are those people ⇐ [ who believe in UFO’s ]

「UFOを信じる人もいる」



ところでよく生徒から質問が上がるのが、「peopleの前についているthoseは一体なんですか?」というのがあります。

 

確かにこのthose、「それらの」と訳さないし、なぜpeopleの前についているのか意味不明ですよね。



じつはこのthose「予告のthose」といって、those peopleのpeopleについて後ろから「説明」が入るのをあらかじめ教えてくれる機能を果たしているのです。



「予告のthose」っていったい何?と思った方、こちらの記事をご覧ください。
www.makocho0828.net



those who~が必ず「~する人々」後ろから修飾語句がかかる理由が理解できたでしょうか。


Those presentがなぜいつも複数形扱いなのか

those who~と似たような使い方の1つにthose present「出席者」があります。

 

このthose presentについては非常に質問が多いことが特徴でしょうか。一番多い質問は


 

「those presentはpresentが単数形なのになぜ【複数】扱いになるのでしょうか?」

 


というもの。なるほど、確かにpresent「名詞」と取れば単数形にしか見えませんよね。ですがここに誤解が生じています。



そもそもthose presentthose who~と同じ仕組みでできているのですが、一部省略されている部分があるんです。時系列的に並べるともともとthose present



those people who are present



であり、この時点でpresentは名詞ではなく「形容詞」であることに気づいてください。形容詞present「出席している」という意味なのです。そしてpeopleが省略され




those who are present




主格の関係代名詞+be動詞の組み合わせは「省略」できるので省くと



those present

「出席者」



となったんですね!ですからこのthose presentの「名詞」箇所は省略された「people」ですから必ず「複数」扱いになるというわけです。


Those present were all women.

「出席者は全員女性だった」



しかしこの用法も最初は成り立ちをしっかり学習しないと、初学者はチンプンカンプンだろうなぁ。

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まとめ

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さて今回はいかがでしたでしょうか。英語の「人」の表現も掘り返すといろいろありますよね。もちろん私も最初は皆さんと同じ、「え?これが人なの?」の連続でした。何事にも「最初」はあります。





ぜひめげずにコツコツ英語学習をしていきましょう。





ではまた。

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