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動名詞~ingの使い方とは?意味と用法を基本から解説してみた!

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動名詞・分詞
この記事を読むと
動名詞の基本があっさり分かります。


● いつもありがとうございます、まこちょです。

 

今回の「大人のやり直し英語」ですが、動名詞(~ing)について解説したいかなと思います。

 

動名詞~ingの形をしていて用法も「名詞用法」しかないですから、不定詞の用法の多さと比較すると非常に簡単に思えますが、それでも抑えるべきポイントは結構あります。ぜひじっくり「思い出して」くださればと思います。

 

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動名詞とは?

動名詞句は「名詞句」

まず動名詞で抑えるべきポイントは、動名詞~ingで始まる句は全体で必ず「名詞句」になるというところです。

 

したがって「名詞」ですから、英文の名詞を使う箇所(S / O / C / 前置詞の後ろ)動名詞句は使えるということになります。

 

 

① 動名詞句が主語(S)の場合

[Calling midnight] is a nuisance.

真夜中に電話をするのは迷惑行為だ」

 

②動名詞句が目的語(O)の場合

Do you like [reading novels]?

小説を読むのは好きですか」

 

③ 動名詞句が補語(C)となる場合

His favorite thing is [playing soccer].

「彼の好きな事はサッカーをすることです」

 

④ 動名詞が前置詞の後ろ(前置詞の目的語(O))となる場合

She is good at [playing the piano].

「彼女はピアノを上手に弾きます」

 

このように動名詞句というのは英文中で「名詞」が置ける箇所にはすべて置くことができるんです。なかなか便利なやつですよね。

動名詞句はto不定詞に書き換え可能

動名詞~ingto不定詞に書き換えできる場合が多いです。したがって上でご紹介した英文①~③は基本的にすべてto不定詞に書き換えることが可能なのですが、④の例文の「前置詞の後ろに置く動名詞句」のときだけは注意が必要です

 

She is good at [playing the piano].

「彼女はピアノを上手に弾きます」

 

この文は「前置詞」atの後ろに動名詞句が置いてありますが、前置詞は後ろにto不定詞を置くことができません。したがって以下のようには表現できないということですね。

 

× She is good at [ to play the piano].

 

この点は非常に重要なポイントです。しっかり理解しておいてくださいね。

 

動名詞句のポイント
前置詞の後ろはto不定詞に書き換え不可

動名詞句は仮主語itの真主語としても使える

また、これも非常に重要なポイントなのですが、仮主語(形式主語)構文というのがありますよね?

 

この仮主語構文のitの真主語として動名詞句が使えるんです。なぜか真主語の候補としてto不定詞 / that節などは注目されるのですが、動名詞句は蚊帳の外になったりするので注意しましょう(笑)

 

It is troublesome to help my parents.

= It is troublesome helping my parents.

「親の手伝いをするのは面倒だ」

動名詞句の否定

動名詞を否定する場合はnot~ingの前につけます。意味は「~しないこと」で非常に簡単ですね。

 
この記事を読むと
動名詞の否定 ⇒ not +~ing

 

I regret not saying good bye to you.

「君にさよならを言わなかったことを悔やんでいる」

 

I insisted on not going there.

「私は、そこへ行かないと主張した」

 

動名詞の「意味上の主語」を置く場合

動名詞~ing主語が、全体の主語と違う場合、もちろんその主語を書かなければなりませんが、これもしっかりとルールがありますので注意しましょう。

 

つけ方はnotの場合と同じ、~ingの前に主語をつけるのですが、主語の形は「所有格・目的格」で表現します。

 

動名詞の意味上の主語
所有格・目的格+~ing

 

I’m sure of winning the race.

「私はそのレースに勝つと確信している」

 

この例文はwinning the raceの部分が動名詞句なのですが、winningの前に主語がありませんよね。それもちゃんとした理由があって、動名詞句の主語と全体の主語が同じ場合は動名詞の主語を表示してはいけないというルールがあるからなのです。

 

したがってこの例文は次のように書いたらアウトです。

 

× I’m sure of my (me) winning the race.

 

では、もしレースに勝つのが私ではなく「彼」だとしたら、全体の主語の「私」と違うわけですから、当然~ingの前に「彼」を書くことになります。

 

I’m sure of his (him) winning the race.

「私は彼がレースに勝つのを確信している」

 

 

では最後にちょっとテスト。次の英文の登場人物は何人?

 

He is proud of his having passed the exam.

 

この英文は全体の主語が「He」、動名詞句の意味上の主語が「his」で両方とも「彼」なんです。ですが先ほどの説明を思い出してください。

 

もしこの「彼」が同一人物でしたら、動名詞句の前に主語をつけちゃダメなんです。と、いうことは…?

 

もうお分かりでしょう。今回は~ingの前に主語がついていますから、全体の主語とは別人、つまりこの英文に登場する登場人物は「2人」ということになります。

 

些細なことですがけっこう大切な考え方ですよね。

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あとがき


さて、今回はいかがだったでしょうか。動名詞は基本をしっかりおさえればそれほど悩む箇所もなく素直な知識で理解できるはずです。

 

 

ぜひマスターしてくださいね!

 

また会いましょう。

動名詞の学習方法を一から知りたい方は以下の記事をのぞいてみてください

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