● みなさんこんにちは、まこちょです。
この英語ブログは大学入試を中心に、英語学習においてみなさんがつまづきやすいところをかいつまんで説明しているブログですが、受験生が今年も無事にそれぞれの道に巣立っていきました。
これからはそれぞれのステージで、自分の夢を実現するべく頑張ってくれればな、と期待しています。
と、なんかこんなふうに書くと、いかにも英語学習はもう終わりだ、これからは専門の科目を学習するぜ!と勘違いしてしまう新大学生の方がいらっしゃいますが、とんでもない話なんですねこれが(笑)もうこの時点で英語学習の次のステージは始まっているんです。
しかもこのステージはちょうどこの大学生活の4年間に行うのがベストで、ここを逃すとあとは社会人になってからスキマ時間を使って勉強する羽目になるのですが、このシチュエーションは正直怖い。
社会人になったら分かりますが、社会人ってそんなにヒマじゃないですよ。例えば会社に属するということは「付き合い」というものが発生するので、
英語学習をしたくてもできない
という事態が往々にして起こるのです。つまり実質上、社会人になってから企業で通用する英語力を身につけようなんて発想は、失礼ですが「絵空事」に近いのです。
また、よく社会人になり企業に務めるようになると、それまで英語に全く遠ざかっていたくせに、突然「オンライン英会話」を受講したりし始める人が多いのですが、
オンライン英会話を全く英語の基礎力が0のまま受けたところで、まったく効果は期待ができないのが現状です。
このように社会人になってからの英語学習は
- 時間がない(スキマ時間ですら上手く時間がとれない)
- 基礎力がしっかりしてないのでいきなり「オンライン英会話」を受講しても効果が薄い
- 企業は「即戦力」を求めるので、英語能力を急かされる
という点で、実は満足のいくパフォーマンスができないというのは押さえておくべきです。
ではどうしたらよいのか?そこで今回は「社会人になり突然英語運用能力であわてないために、大学生は一体どんな英語学習をして備えていればよいのか?」を徹底解説いたします。
つまり、社会人になってから「英語学習」を再開するなんていう発想は【遅すぎる】のだ、ということを以下の記事で理解していただき、今後の英語学習に役立てていただきたいと考えています。
まこちょの実体験に基づいたおそらく最速の英語学習法であるこのやり方、ぜひ実践してみてくださいね!
インプット学習からアウトプット学習へ、だって?
とくに大学入試が終わった新大学生の方が「これからの英語学習はアウトプットですよね!」と意気揚々に語ることが多いのですがちょっとまって!
あなた、もしかして大学入試が終わってから英語に触れていないんじゃないですか?と質問をしてみると「ペンすら握ってない」と(笑)
いけませんね。たしかに社会人に求められる英語能力は、正確に言うと「英語【で】何ができるか」ですから、そういう意味でアウトプット中心の英語学習(ライティング・スピーキング)に移行するのは全く理にかなっています。ですが、よ~く胸に手を当てて考えてみてください。
あなたの現状の英語力は「基礎力」万全ですか?
ここは本当に重要なポイントで、いくら大学入試で英語の学習をしたとしても相変わらず英語の基本(英文法・語彙など)がしっかり身についていない人って実は相当数います。
いくらアウトプットで声を出しているうちに自然と英語なんて身につくぜ!とはいってもSVOCの基本的な英語の並びすら曖昧では、アウトプットの英語学習としても【効果半減】、正直言ってかなりの回り道をしてしまうのは覚悟するべきです。
とはいっても大学入試が終わってしまった今、いったいどうやって英語の基礎力を測ればいいんだよ?と思った方もいると思いますね。
心配ご無用、あなたの英語力、しかも今後使うことになるであろう「ビジネス英語」を客観的に測れる超優秀な英語資格テストがあるんです。
それがTOEIC。
TOEICはアウトプット学習に行く前の学習にバッチリ
このTOEICがなぜいいのかというと、世間的にスコアが認知されているから、なんていうチンケな(?)理由じゃありません。
このTOEICはあなたが本格的なアウトプット学習に移行する前の英語の「基礎力」を測る上で、この上なく威力を発揮してくれるのです。
TOEICテストがなぜ大学生に【都合のいい】テストなのか?以下ではこの点を具体的にお話しします。
英語学習のモチベーションの低下をふせぐ
まず、大学生は「英語学習において」何が敵になるのかというと、他の何でもない「モチベーションの低下」だったりします。英語能力がうんぬん以前の問題なわけですよ。
これまでまがりなりにも「大学受験」において英語が出来なければ「死」あるのみ(?)と脅されてきた受験生ですから、まぁ動機はともかくとして、少なくとも英語を「ガチ」で向き合うことはどんな人でもできていたんです。
それが大学合格でしょ?そりゃ英語のモチベーションなんてダダ下がりに決まってるじゃないですか(笑)このように当面の目標を失ってしまった大学生が新たな目標を持つのにTOEICはちょうどうってつけなわけです。
TOEICは大学受験のインプット学習を「ビジネスバージョン」に置き換えたものだ
しかもTOEICはリーディング+リスニングでこれまでの大学受験に課せられた技能を問い、そしてその問題の内容がすべて実際の社会で使われるビジネス英語。
つまりあなたの現状の英語能力の「ビジネスバージョン」の実力を測れるというわけです。
しかもTOEICは「スコア制」なのでどんな実力でも数字になって現れます。そして各企業はそのスコアによってあなたの英語の実力をみるのですから、あなたもスコアアップを目標に英語学習計画を手てることができるというわけです。
TOEICの学習が基礎力の定着につながる
もちろんTOEICのリーディングは「TOEIC専用」の英文法があるわけではありません。
当然これまでの英文法の知識を使うので、大学入試で培った英文法がしっかり理解できていないと、当然ですがTOEICのスコアなんて取れるわけがないんです。
そして語彙。もちろんビジネス英語ですから、これまで扱ったことがないような英単語がありますが、土台となるのがこれまでの単語ストックであるのはいうまでもありません。
つまりこのTOEIC学習を通じて、これまでの英語のブラッシュアップが測れるので、目標が見失いがちな大学生に効果絶大なわけです。
まずはTOEICのテストを実際に受けてこよう
TOEICの学習をするとこれまでの英語の基礎力をもう一度「強制的に」見直すことになりますのでおススメなのですが、本格的なTOEIC学習に入るまでに、絶対にやっておくことがあります。それは以下のこと。
- TOEIC公式問題集を手に入れる
- 実際に一度TOEICの試験を受ける
この2つが重要です。この2つのポイントは、大学入試も終わった今、客観的に自分の実力を測るという意味で実際に今の現状の実力を知っておくと良いです。
もちろん最初はスコアなど取れないどころか、まともに最後まで終わらすことが難しいと思いますがそれでもいいのです。
まずは自分のスタートTOEICのスコアを知るのは今後のモチベーションを保つうえで非常に重要です。参考までにみなさんが慣れ親しんだ(?)英検とTOEICスコアの相関図を見てみましょうか。
英検 | TOEIC |
1級 | 870~ |
準1級 | 740~ |
2級 | 550~ |
準2級 | 450~ |
この図をよく見ていただきたいのですが、企業が新社会人に求めるTOEICスコアは700点以上と言われています。つまり英検で言うと準一級が取れるくらいの勢いで学習しなければならないということですよね。
みなさんがもしこれからアウトプットの英語学習中心に舵を切ろうとしているのなら、まずはこの表を元にして自分のTOEICスコアがいったいどのレベルなのかを冷静に判断することは極めて重要です。そして驚愕の事実をここでお伝えしなければなりません。
TOEICスコアが300~600点の人はアウトプット学習をしてもムダ
いきなりキツイ言い方をしているようで恐縮なのですが、事実です。
よく大学入試などを終えた大学生がいきなりアウトプットの学習を始め、早々に挫折する理由がまさにこれですからね。
アウトプットの学習といったら「オンライン英会話」などで、会話中心の英語学習を行うということなのですが、その前にTOEICの模試を受けましょう。
そしてスコアが300~600点に収まっている人はまだまだ英語の基礎力が出来上がっていません。
英語の基礎力ができあがっていないのにアウトプット学習を始動しても「消化不良」を起こすのは目に見えています。
実際にネイティが何を言っているのかすら曖昧になるかと思われますので、せっかく自分に投資をして英語学習をしているには、効果が薄いという事態が【本当に】おこるんです。
焦る気持ちは分かります。ですがまずTOEICスコアが300~600点の人は、手元の「公式問題集」を使って英語の基礎力をもう一度見直すのを強くおススメします。
まずは公式問題集を使い倒す
では具体的にどうやって英語の基礎力をつけるかですが、TOEICテストを受けて自分の現状スコアを把握したのを前提にお話しします。
おそらくはじめてTOEICを受験した人は、難易度はともかくとにかく分量の多さに戸惑ったと思うんですよね。おそらくリーディングパート(PART 5 ~ 7)などは制限時間内に解き終わらなかったのではないでしょうか。
ですが心配しないでください。例えば私などサブブログ「TOEICom」で、初めてTOEICを受験したときのスコアを公開していますが、たしか500点そこそこでしたよ。ちなみにそのとき英検はそれなりの級を持っていたんですが。
何が言いたいのかというと、TOEICは実はかなり「クセ」のあるテストであるということ。
したがってもしTOEICで最初の壁600点を突破するには、TOEICの公式問題集をやり倒すのを激しくおススメします。
TOEICの公式問題集は本当にいろいろなやり方が可能で、まずは「オンライン英会話」などを受ける前に、しっかりとTOEIC公式問題集を使って学習するのがよいでしょう。
特にリスニング能力をアップするのがTOEIC攻略、そして今後のアウトプット学習のキーになることは肝に銘じるべきですね。
もし【確実に】TOEIC600点を突破したい人は
ある程度、公式問題集を使ってある程度の英語基礎力を身につけているとは思うんだけど…なかなかスコアが伸びない、そんな人も出てくるかと思います。
そんな時は、無理やり「オンライン英会話」サービスを使って本格的にアウトプット学習をする前に、以下のサービスを使って【確実に】600点を突破するノウハウをゲットするのがおススメ。
本当にTOEIC初学者に役に立つカリキュラムが揃っています。
それが「スタディサプリEnglish TOEIC対策コース」です。
このスタディサプリはTOEIC受験の初心者、つまり今回のスコア帯300~600点で伸び悩んでいる英語学習者にとって「救世主」になるでしょう。
そのくらい「オンライン英会話」などを使ってアウトプット学習を受ける前の英語の「基礎力」をがっちりつけるのに適しているサービスなのです。
自分の力ではとてもTOEIC学習が続かないから…と思っている人はTOEIC学習のカリキュラムを全部外部にゆだねてしまうという手もあります。
やはりスタディサプリの「TOEICパーソナルコーチ」がおススメ。ただ今7日間の「無料体験」を実施していますので興味のある人は受講してみるのをおススメします。
あとがき
以上のプランを試してみて、もしTOEICスコアが600を突破できたら、いよいよ本番!「オンライン英会話」などのサービスを利用して、本格的なアウトプット学習に移行すると良いでしょう。
あなたがビックリするくらい、すんなりと英会話の学習に集中できると思いますよ!
おススメオンライン英会話サービスについてはこちらの記事をどうぞ
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