● いつもありがとうございます、まこちょです。
TOEICでスコアを上げたい!会社の精進で必要だ!就職活動で履歴書にTOEICスコアを加えたい!など、TOEICの学習をする目的はさまざまですが、そんな方たちのネックになる関門があるんですよね。
そう、それが英文法をきれいさっぱり忘れてしまったというケース。
ただですね、これは正直言ってしょうがないです。たしかに学生時代、大学入試等で英語を一生懸命勉強したかと思うのですが、みなさん英語の勉強ばっかりしている訳じゃないんです。
簡単に言うと忙しいわけです。そりゃきれいさっぱり英文法なんか忘れてしまうのはむしろ普通のことなんですよ。
そこへ突然英語が再び必要になったので久しぶりに英語の参考書を開いてみたのだが、何が書いてあるのか全くわからん!となってもわたしは驚きませんね。
わたしもしばらく英語から遠ざかっていた時期があったのですが(10年くらい)、いや~すがすがしいほど忘れてましたよ(笑)
そこでこのカテゴリでは忘れてしまった英文法を思い出すために「大人の思い出し英文法」と称して皆さんと一緒に学習できればと考えています。したがってこのカテゴリのメインターゲットは以下のような人になります。
- 学生時代から英語が苦手だった
- 英語は得意だったのだがしばらく遠ざかっていたせいかきれいさっぱり忘れた
- 仕事で急にTOEICスコアが必要になった
- とりあえず英語をやりなおしたい(ただで)
すごーく基本的なことをかっちりやっていこうかなと考えていますので、よろしくお願いいたします。ぜひ思い出していただいて今後の英語学習にお役立てください。
5文型
英語にはしっかりと型というものがあるんですが、これを5文型と言ったりします。ところが英語を忘れている人はこの辺からもう忘れちゃっているものなんです。
まぁ、大人になって英語を使わなくなっちゃったらしょうがないんじゃない?SVOCなんていつまでも覚えていたら変態だよ変態
変態かどうかは分からないけどまぁ普通は忘れるよね…
ところがこの5文型、しっかり思い出してもらわないとまともな英文が書けないという事態になります。
なぜならSVOCの5文型が分からないということは「型」を無視して英語を表現する、ということですから。
大人になって英語を学び直すということはそれ相応の理由を持っているからだと思います。しかも結構せっぱつまっていることが多かったりするんですよね。
例えば「英語でメールを送らなければならない業務につくようになった」とか。
つまり、先ずはSVOCの型を正確に思い出すことがしっかりとした英文を書く第一歩なんですよね。ここはじっくり腰をついて思い出すことをおススメします。
5文型の基本の型
5文型の型は次の5つになります。
- SV(第1文型)
- SVC(第2文型)
- SVO(第3文型)
- SVOO(第4文型)
- SVOC(第5文型)
この5文型の表をよく見ていただきたいんですけど、必ずSとVがありますよね。そう、英文には必ず主語と動詞があるんですよ。この点は英文を作る上で非常に重要なポイントになりますので覚えておきましょう。これがない英文は存在しません(主語がないタイプもありますがそれは「命令文」というやつで主語のYouが消えているのです)
各文型のポイントを思い出してもらいましょう。
SV(第1文型)
動詞(V)の後ろに何もありませんね。そう、この第1文型は後ろに「名詞」を置かなくていいんです。
あれ?こういう動詞って確か…
そう、「自動詞」って言ってね。ちゃんと動詞にも種類があるんだね!
ただ、通常はSVだけで文章が終わることはまれで、たいていは修飾語句(M)が後ろについたりします。
例
The parcel (S) arrived (V).
「小包が届いた」
The earth (S) travels (V) around the sun(M).
「地球は太陽の周りを回っている」
SVC(第2文型)とSVO(第3文型)
なんでこの2つは同時に説明すんの?端折ってんの?(笑)
いやいやいや、この2つが学習するときは同時に学習したほうが効率がいいんだよね。
このSVCとSVOはVの後ろに何かつくタイプ。この2つの差をしっかり理解することが最大のポイントになるんです。
Cは補語といって「名詞」と「形容詞」を置くことができるんですが、Oは目的語で「名詞」がなることができるんです。
つまりこの2つの文型は両方「名詞」を後ろに置けるわけですから、形上SV+名詞という形でかぶっているわけです。ここがこの2つの文型の最大のポイント。
見分け方をまとめておきます。
② S ≠ 名詞のとき ⇒ 名詞はO
ちょっとやってみましょう。
例
Japanese workers are diligent.
「日本人の労働者は勤勉である」
diligent「勤勉な」は形容詞。したがってこれは無条件で補語(C)になります。Japane workers(S) = diligent(C)の関係になるのがSVCの特徴です。
形容詞のときは補語(C)一択だから楽だな!
問題は「名詞」のときだよ。次はどう?
例
I canceled my appointment.
「予約をキャンセルした」
動詞の後ろにmy appointment と名詞がありますね。この名詞が補語(C)かそれとも目的語(O)なのかはもちろん主語(S)との関係で決めるのですよ。
ここではI ≠ my appointmentなのは明白ですから、この my appointmentは目的語と分かります。
I(S) canceled(V) my appointment(O).
これはどうでしょう。
例
Jack is an architect.
「ジャックは建築技師です」
ここではJack = an architectの関係がありますから、an architectは補語(C)であると分かるわけです。簡単でしょ?
あとがき
さて今回はいかがだったでしょうか。今回はSV、SVC、SVOについて皆さんと一緒に学習しました。ぜひ今後の英語学習にお役立てくださいね。
また会いましょう。
5文型の学習方法には手順がある!ぜひ以下の記事をご覧ください。
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