●こんにちは、まこちょです。
今回も単元に関係なく5題問題をセレクトしました。ぜひ満点を目指してチャレンジしてみてください。
今回のポイントは疑問詞とknow / thinkがからんだ場合の形の違いです。
なぜ疑問詞とknowがからむとDo you know 疑問詞～？の語順になるのに、疑問詞とthinkの場合は疑問詞 do you think～？になるのか？
この辺はよく質問に来る箇所ですので、ぜひビシっと押さえたいものです。
簡単ですのでぜひモノにしてくださいね！
本日のランダム問題
【問】
(36) By the time she ( ) there, it will be nearly dark.
① get
② gets
③ getting
④ will get
(37) その５匹の犬は私のおじさんが飼っているものです。
The five dogs ( ) to my uncle.
① belong
② belongs
③ are belongings
④ have been belonging.
(38) It’s fun ( ) here with you.
① work
② working
③ worked
④ to be worked
(39) Since we’ve finished our job, we ( ) to work tomorrow.
① don’t need come
② need not come
③ need not to come
④ not need to come
(40) ( ) will come to the theater first?
① Do you think who
② Do you who think
③ Who do you think
④ Whom do you think
時条件の副詞節は未来形不可
(36) By the time she ( ) there, it will be nearly dark.
① get
② gets
③ getting
④ will get
by the time「～するころまでに」が接続詞で使われていますね。
by the time S+Vの形のときはVに「未来形」を使うことができません。その代わりに「現在形」を使うことになります。
というわけで④はダメですね。後ろの主節がit will be～だからってやみくもに未来形に飛び込まないようにしましょう。
③にいたっては動詞ではありませんからこれもダメ。
sheが「三人称単数形」ですのでgetにsがついた②が正解です。
訳「彼女がそこに着くころまでには、ほぼ暗くなっているだろう」
時・条件の副詞節についてはこちらの記事で完璧に分かります
www.makocho0828.net
状態動詞は進行形にすることができない
(37) その５匹の犬は私のおじさんが飼っているものです。
The five dogs ( ) to my uncle.
① belong
② belongs
③ are belongings
④ have been belonging.
選択肢を見るとbelongを中心に問われていることが分かりますね。
belongという動詞は重要単語である程度の知識が必要になります。したがってほとんど暗記系といっても差し支えありません。
● belong
① 自動詞 → 後ろに名詞が続く場合には前置詞toが必要。belong to 名詞
② 状態動詞 → 進行形にできない
この②の知識が大きいんですよ！
belong、resembleなど、進行形にできない動詞はある程度まとめて覚えなくてはなりません。
あとは主語を見ましょう。The five dogsと複数形になっていますね。
したがって答えは①になります。出来ました？
状態動詞についての記事はこちらをどうぞ
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仮主語のItを受けるものはto V / that S+Vだけじゃない
(38) It’s fun ( ) here with you.
① work
② working
③ worked
④ to be worked
おっとIt is 形容詞～の形ですね。この時のItは「仮主語」といって本物の主語（真主語）は形容詞の後ろに移動していることが多いです。 真主語の形は「句・節」など様々です。
It is 形容詞 to V / Ving / that S+V / 疑問詞など
したがって①と③は間違っていると分かりますね。
②と④はどっちが正解でしょうか？
この時なぜかIt is 形容詞 to Vのイメージが強いせいか、④のto be workedに飛び込んでします場合が多いですよね。
ですがよく見てください。workは「働く」で自動詞なのです。
自動詞は受動態にすることができません。
例 He worked.
受動態は動詞の後ろの目的語(O)が主語になるのです。
ところが自動詞は後ろに名詞がありませんから、受動態にしたくてもできないのです。
したがって④はありえない形をしていることが分かりますね。答えは②になります。
訳「あなたと一緒に仕事をすることはたのしい」
受動態の作り方で基本がわかる！この記事をどうぞ
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仮主語Itを受ける真主語の種類について完全制覇！こちらの記事へ
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needは２種類ある
(39) Since we’ve finished our job, we ( ) to work tomorrow.
① don’t need come
② need not come
③ need not to come
④ not need to come
これも選択肢から。なんかneedが並んでいますね。
needは実は2種類あるのがポイント。
したがってこれも実は知識問題だったりします。ちょっとまとめてみましょう。
[2種類のneed]
① 助動詞のneed
要するにcanと使い方が全く一緒。したがって否定の形は need not + 動詞の原形 (can not + 動詞の原形)です。
② 一般動詞のneed
want to Vと使い方が一緒。したがってneed to Vで使う。否定の形はdon’t(doesn’t)need to V。
特にnotの位置に注目しましょう。
もちろん選択肢はこの①②がビミョーに混ざったダミー選択肢が用意されています。
① → toがない
② 正解
③ → toがいらない
④ notがdon’tでなくてはダメ
したがって②が正解。
訳「我々は仕事が終了したので、明日仕事に来る必要がありません」
２種類のneedについて徹底解説！こちらの記事は必読だ
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Do you know 疑問詞～？と疑問詞 do you think ～？の違い
(40) ( ) will come to the theater first?
① Do you think who
② Do you who think
③ Who do you think
④ Whom do you think
この問題はなんでしょう？やはり選択肢を見ると疑問詞とthinkがありますね。
ここで皆さんにちょっとお題を。what「何」think「思う」を使って日本文で結構ですから何でもいいから文を作ってくれませんか？
例えばこんな感じで。
「これは何だと思いますか」
気づいた方もいるかもしれませんが、疑問詞とthinkがからんだ文 は絶対にYesで答えられない文が出来上がることが分かるでしょうか。
「これは何だと思いますか」「はい思います」
なんか会話がかみ合ってないですよね（笑）。
Yesで答えられないのにDoから文が始まってはいけませんよ。
つまり、疑問詞とthinkがからんだ文は必ず疑問詞から文がスタートすることがお分かりでしょうか。
したがって①②はありえないということになります。
③④はどうでしょう。
( ) will come to the theater first?
この箇所だけを見るとwillの主語がありませんよね。したがって（ ）には主格が入ることになります。したがって、
Do you think who will come to the theater first?
この形から、先ほどの理由からDoから文をスタートさせるわけにはいかないので、whoを前に出して、
Who do you think will come to the theater first?
となります。したがって③が正解！
訳「あなたは誰が最初に劇場にくると思いますか」
ちなみに疑問詞とknowがからむと「必ず」Yes / Noで答えられる内容になるのです。
例えば「あなたはそれが何だか知っていますか？」の文は「知ってます」って答えられますよね？つまりYesで答えられるわけです。
したがって疑問詞で始まる文になるわけはないのです。
Do you know what it is?
解答(36)② (37)① (38)② (39)② (40)③
まとめ
さて今回はいかがだったでしょうか。なかなか考えさせる問題もあれば、暗記しないとどうにもならないような問題までさまざまでしたね。
ではまた
第１回ランダム問題はこちらになります
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