●こんにちは、まこちょです。
今回は「英作文講座」の第3回になります。
前回は現在形かそれとも現在進行形かという点で皆さんと考えてみたわけですが、
日本語で「~している」という表現だけで簡単に現在進行形にしてはいけないという内容でした。
参考までにこちらをどうぞ
また別カテゴリなのですが、状態動詞で進行形の形がとれるという記事も同時に投稿しています。
今回はこの状態動詞の性質を利用した英作文術をご紹介したいと思います。
で、前回の記事の最後に今回の課題を提示したところ、なんと今回も42通ものコメント投稿がございました。嬉しいです!ありがとうございます。
読者の方々に送っていただいた作品を見てみると、なるほどいろいろ書き方があるなぁ~と毎回思います。
今回の課題はこちらになりますので良かったら書いてみることをお勧めします。
【今回の課題】
『タケシは普段は赤い服を着るが、今日は白い服を着ている』
wearとput onの違い
① 着る・着ている
まずは「着る・着ている」の表現なのですが、wearを38名以上の方が使用していました。次はput onが第2位。
wearとput onには違いがあるので気をつけましょう。
● wear
⇒ 状態動詞 「着ている」
● put on
⇒ 動作動詞 「着る」
今回は普段「着ている」状態を表していますのでwearがベストかと。put onは「着てない」⇒「着る」と「変化」を表します。
「着る・着ている」の表現につきましてはこちらの記事をどうぞ
www.makocho0828.net
② 今日は…着ている
「今日は」はtodayがほぼ全員でしたね。そしてこの言葉があるせいでしょうか、wearを「進行形」にして表現した人が大半でした。goodです!
wearは「状態動詞」で通常は進行形にできないのですが、【一時的な状態】を表すときには状態動詞でも「進行形」にすることができます。
例 He wears glasses.
「彼はメガネだ」
⇒ 彼は【日常的に】メガネを使っている
例 He is wearing glasses today.
「彼は今日はメガネだ」
⇒ 彼は普段はコンタクトレンズをしているが、【今日は】メガネをかけている
③ 赤い服・白い服
red clothes / white clothesが20名ほどでした。a red dressという表現もありましたがdressは「可算名詞」で使うと「ワンピース」になり「一般的な服」よりも範囲が狭くなります。
例 She has a lot of dresses.
「彼女は衣装(ワンピース)持ちだ」
またclothesを使わずに、wear red / whiteと表現した方がいらっしゃいました。これで「赤い【服】を着ている」にすることができるんです。すごいです!勉強になりました。
大文字の等位接続詞は×
やはりbutが大半です。まったく問題ありませんが、前半の文をピリオドで終わりにし、But…と表現している方が何人かいらっしゃいました。じつはand、but、or、so、forなどの「等位接続詞」は【文頭】で使うのは好ましくありません。
簡単に言うと先頭を大文字で書くのは×ということですね。
じゃあ、どうしたらよいか?
答えは2つ
1.前の文章とくっつけて1つの文章とし、文頭にもってこない
2.代わりに、文頭に使って良い別の単語(接続詞、つなぎ言葉)を使う
です。
例
◎ I like him, but you don’t like him.
▲ I like him. But you do like him.
◎ I like him. However, you don’t like him.
解答例
Takeshi usually wears red (clothes), but he is wearing white today.
まとめ
さて今回はいかがだったでしょうか。こうしてみると一見簡単に思える文でも注目ポイントは結構あることが分かりますね!
ぜひ積極的に参加していただければ幸いです。
次回の課題はこちらになります。
ではまた
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