●みなさんこんにちは、 まこちょです。
みなさんは「知覚動詞(感覚動詞)」って聞いたことあるかと思います。この辺も英文解釈で大いに賑わしてくれるジャンルですね。
そう、今回も実は前回と同様、第5文型(S+V+O+C)の解釈の仕方になります。
「知覚動詞」の場合は、下の記事で紹介したよう意訳が必要がありません。その点では楽といえます。
前回のおさらいを今しよう!こんな記事あります。
www.makocho0828.net
ところで「知覚動詞」ってなんだよ?
はい!A君出番ですよ!
「ちかく、チ、チカク?? え〜と、 うん「地殻」だろ!? なんていうの、地球を指してる言葉????」
うん、相変わらずヤバさ爆発ってな感じ?
知覚動詞っていうのは「見る・聞く・感じる」などの人間の五感を表す言葉。例えばseeやhear、feelなんかそうですね。ざっとまとめると、
1.視覚的な動詞:see / look at / watch / observe / notice / perceive
2.聴覚的な動詞:hear / listen to
3.触覚的な動詞:feel
などと分類できますが、まぁ最初から全部覚える必要はないのですよ。この知覚動詞もSVOCの第5文型を取ります。
まずは訳し方を覚えよう
知覚動詞(S+V+O+C)の訳仕方 ⇒ SはOがCだと「見る・聞く・感じる」
簡単でしょ?
では今日も練習問題いってみますか。
[練習問題]
次の文を和訳しなさい。
(1) We saw a stranger standing at the gate.
(2) They heard a woman shrill somewhere.
(3) We found the tiger dead.
(4) I have never heard him spoken ill of by others.
(5) I noticed someone entering the room.
[解説]
(1) We saw [a stranger(O) standing(C) at the gate].
↓
a stranger (is) standing at the gate
「見知らぬ人が門の所に立っている」
訳「私たちは見知らぬ人が門のところに立っているのを見た」
C(補語)にくるものは動詞の原形(V) / 〜ing (現在分詞) / 〜ed(過去分詞) / 形容詞などです。
この時注意点が一つ!Cの位置に「分詞」が来たとき、それがCであると気づかずに修飾語として前の名詞にかけてしまう人がいます。
これは絶対にやってはいけません!!! (1)なら「私たちは門の所に立っている見知らぬ人を見た」と訳すと間違い。
OとCは「OがCだ」の「主語→述語」の関係を忘れないでください。
知覚動詞の後の〜ing / 〜ed ⇒ Cとわかるように訳す
(2) They heard [a woman(O) shrill(C) somewhere].
↓
a woman shrill somewhere
「彼女がどこかで悲鳴を上げる」
訳「彼らは女性がどこかで悲鳴をあげるのを聞いた」
(3) We found [the tiger(O) dead(C)].
↓
the tiger (was) dead
「虎が死んでいる」
訳「私たちは虎が死んでいることに気づいた」
(4) I have never heard [him(O) spoken(C) ill of by others].
↓
he (is) spoken ill of by others
「彼が他人から悪く言われる」
訳「私は彼が他人から悪く言われるのを聞いたことがない」
(5) I noticed [someone(O) entering(C) the room].
↓
someone (is) entering the room
「誰かがその部屋に入っていく」
訳「私は誰かがその部屋に入っていくのに気がついた」
まとめ
さて、今回はいかがだったでしょうか?今回は2回に分けて、第5文型の訳し方を解説しましたが、基本的なアプローチは全く同じです。OとCの関係をしっかりとつかみ訳に反映させること!これがキーポイントです。また和訳問題等、入試問題でよく問われるポイントですのでしっかりと理解してくださいね!
では今回はこれで。
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