●こんにちは、まこちょです。
さて、今回も英文解釈をしていきたいなと。これまでのルールの繰り返しが多くなってきまして、これは喜ぶべきことだと思いますね。
今回のテーマは前置詞のasの使い方について。前置詞のasは使いこなすと英文解釈上、あなたの「武器」になってくれます。
ぜひマスターして今後の英語学習にお役立てください。
本日のお題
【問】
① We have already found that purpose of education had been defined as making people happier. ② However,the assumption that it does make people happier needs to be considered separately. ③ That the educated person is happier than the uneducated is by no means self evident.
【解説】
[①の文]
We have already found that purpose of education had been defined as making people happier.
asの役割を見切ろう
● We have already found that… ⇒ 問題なし。foundの後ろにthatが見えるので、「Vの後ろにthatを見たら接続詞のthatを疑え!」のルールに従いましょう。
…found that purpose of education(S) had been(V) defined as making people happier.
thatの後ろにS+Vがあったので「ほっと」しましょう。そしてdefineの語法をチェックだ!
that節の基本構えについての記事はこちらになります!
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前置詞asの役割とは?
defineはdefine A as Bで「AをBと定義する」と訳す。この時asは「=」の役目を果たすのが重要だ。今回はdefineが「受動態」で使われているので、
define A as B
↓
A (be) defined as B
となっている。したがって、
purpose of education had been defined as making people happier
purpose of education = making people happier
「教育の目的 = 人々をより幸せにすること」
と捉えられている人はgoodです!
訳「我々がこれまで見てきたところによれば、教育の目的は人々をより幸せにすることであると定義されてきた」
[②の文]
The assumption that it does make people happier needs to be considered separately.
いつものパターンをいつものように
● However,the assumption that… ⇒ 「文の初めにある前置詞のついていない名詞は文の主語」はここでも健在。
The assumption(S)として(V)を探すが、その前にthat。いやぁ~パターンだなぁ(笑)
the assumption that it does make people happier needs to be…
落ち着いて対処。that節の種類の見極めは完璧ですか?
何?完璧じゃないって?非常に危険なのでこちらの記事を読もうぜ!
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ここでは、it(S) does make(V) people(O) happier(C) とSVOCの第5文型で「完全な文」。したがってthatは「接続詞」、前の名詞と「同格(~という)」を作るよ!
ところでここ、makesの部分をdoes makeとしているよね。これ「強調」の表現でわざわざこのように表現しているのだ。間違いじゃないよ?(笑)
訳「しかしながら、教育によって人々の幸福度が実際に高まっているという仮定は…必要がある」
be considered separatelyは「別個に考える」
SVOCの訳し方がイマイチなんですよね、という方、こちらの記事を読もう!
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[③の文]
That the educated person is happier than the uneducated is by no means self evident.
このthatは「あの」か?
● That the educated person… ⇒ このthatが「その・あの」のthatではないことは後ろに冠詞のtheがあることからバレバレである。「代名詞」のthatでない以上はこのthatも「接続詞」のthatしかないね。
That the educated person is happier than the uneducated …
この文は「比較級」ですな。英語で「比べる」場合、AとBは同じ形をするのだ。したがってここではthe uneducated personということになる。
「比較する」ことについて絶対身につけておくべきことはこれだ!
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訳「教育を受けた者の方が、受けなかった者よりも幸せだということ」
この部分がisの主語になっている。
That the educated person is happier than the uneducated is by no means self evident.
by no meansは「決して~ない」self evidentは「自明な」だ
訳「教育を受けた者の方が、受けなかった者よりも幸せだということは決して自明のことではない」
ようし決まった!これが全体訳です。
全体訳「我々がこれまで見てきたところによれば、教育の目的は人々をより幸せにすることであると定義されてきた。しかしながら、教育によって人々の幸福度が実際に高まっているという仮定は別個に考える必要がある。教育を受けた者の方が、受けなかった者よりも幸せだということは決して自明のことではない」
まとめ
さて今回はいかがだったでしょうか。今回のポイントは
① 前置詞のasの特徴
② that節の見極め方
③ 比較の処理
など、比較的容易な文章だったかと思います。
ではまた!
第一回英文解釈はこちらになります。
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第53回英文解釈はこちら
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