●こんにちはまこちょです。
本日のお題は受動態の入試問題になります。目指せ全問正解!
単元別ではなく【ランダム】こそが俺様にふさわしいという人はそういったカテゴリもありますので挑戦してみてくださいね!
受動態の入試問題に挑戦!
【問】
(1) When I was in the station, my wallet ( ).
① steal
② steals
③ stole
④ was stolen
(2) The music at the dance was very loud and ( ) from far away.
① can hear
② can have heard
③ could be heard
④ could be hearing
(3) What must ( ) if the plan proves unworkable?
① do
② be done
③ have done
④ have been done
(4) The girl was ( ) all her classmates.
① laughed by
② laughed at
③ laughed at by
④ laughed
(5) ( ) was this window broken?
① By whom
② Who
③ By whose
④ Whom
これが解答だ!
(1) When I was in the station, my wallet ( ).
① steal
② steals
③ stole
④ was stolen
この問題でまず注目すべきポイントはwhen以下の文だよね。
When I wasin the station, …
これwhen以下が過去の文だからね、この時点で( )の中は最低でも過去形になるはずだ!
この時点で選択肢の2つが消えちゃう。①②ね。
あとは③と④なのですが、この動詞stealは「他動詞」。
He stole this book.
「彼はこの本を盗んだ」
したがって動詞として使うのならば、後ろに名詞が必要ということだよね。
って分かると思うんですが( )の後ろに「名詞」なくね?って思えた人、ナイス判断といっていいでしょう。
他動詞で後ろに名詞がないパターンは「受動態」しかないわけ。したがって正解は④!
※実践レベルでは…
先ほどはstealの語法を使って解答を導く方法を提示したのですが、
実際にはこのような英語の「センス」を使って問題に当たっても良いかと。
英語は「意志のあるもの(代表として「人」)」が主語になった場合、後ろの形はまずは「~する」の「能動態」の形から疑うのがセオリー。
そして「意志のないもの」が主語になった場合は、後ろの形は「~される」の「能動態」から疑っていこう。
意志がないから自ら進んで動くことができないからである。
つまり
「意志あり」+ V ⇒ 「~する」
「意志なし」+ be Vp.p ⇒ 「~される」
と捉えて問題に当たるのが実践的だろうね。もちろん例外はありますけどね。
(2) The music at the dance was very loud and ( ) from far away.
① can hear
② can have heard
③ could be heard
④ could be hearing
andが目立つね。これは A and Bの形で文と文を繋いでいます。
The music at the dance was very loud and…
前の文が「過去形」なので、後ろの文も何の断りもなければ「過去形」になるはずだ。っとこの時点で①はダメだね。
あとは②③④なのだが、この文よく見るとどの選択肢を入れても主語がないよね。もちろんそれは前の文の主語と同じだから「省略」されているのだ。
したがって主語はThe music at the dance「ダンスミュージック」ということになる。
ダンスミュージックはもちろん「意志」などは存在しないのだから「ダンスミュージック【が】聞く」などという芸当は本来できるはずがない。
「ダンスミューズックは【聞かれる】」のである。
したがって後ろの形は「受動態」になっていると推測されます。正解は③
動詞に強い方は、もちろんhearは他動詞なので…(以下略)の線でこの問題を捉えても構わない。
(3) What must ( ) if the plan proves unworkable?
① do
② be done
③ have done
④ have been done
ifの文を見てみようね。if節の中は「その計画が(今後)上手くいかないと分かれば」で「未来の」ことを表している。
え?なんで「未来形」じゃないのかって?
ifは「副詞節(もし~ならば)」の場合、節内に「未来形」使えないお約束だ。
なぜifの後ろは未来形が使えないのか?と疑問に思ってしまった人は以下の記事を読んでみよう
ということは主節の文は「未来」の時制になっているはずだよね。
この時点で消える選択肢がある、③④。
「助動詞 have 過去分詞」は「過去推量」といって過去形に分類されるからだ。
What(S) must ( )(V)…
この文はwhatが(S)なのは分かりますよね。
whatは「もの」を受けての疑問詞です。「人」を受けた疑問詞はwhoですものね。
「もの」は「~しなければならない」ではない、「(人によって)~されなければならない」とまず考えられるのが英語のセンスというものです。
いやdoが他動詞なので、これやっぱり後ろに名詞ないじゃん!でいいんだよ、もちろん。 正解は②。
(4) The girl was ( ) all her classmates.
① laughed by
② laughed at
③ laughed at by
④ laughed
この文は( )にどの選択肢を入れても、wasがあるので「受動態」になると気づくことがポイントだ。
「受動態」と分かったら「能動態」に戻してみろ!は重要なセオリーである。
ところでlaughは「能動態」で使う場合は「自動詞」であることも重要だ。動詞のlaughはlaugh at Aと表現する。つまり、
All her classmates laughed at the girl.
これをもう一度「受動態」に戻してみよう。すると、
The girl was laughed at by all her classmates.
人によってはat byの箇所がこんな文見たことねーよ!とかいって、atかbyを外してしまったりする。
外しちゃったら「能動態」に戻せなくなるじゃん!
「能動態」⇐⇒「受動態」
とこの2つは常に行き来できなければならないよ!正解は③
(5) ( ) was this window broken?
① By whom
② Who
③ By whose
④ Whom
この文は疑問文ですね。選択肢を見てみると「疑問詞」ですから、「疑問詞+疑問文」の形になっていなければならないよね!
じゃあちょっと「疑問文」から「肯定文」に戻してみようかな。すると、
This window was broken by ★
「この窓は★によって壊された」
byの後ろが前に出て「疑問詞」になっているのは分かりますが、byは前置詞なので後ろの名詞は「目的格」にしなければならない。
whoの「目的格」はwhomと表現するのだ。したがってbyを後ろに残したままだとwhoでいいが、byと一緒に前に持っていく場合はby whomの形にしよう。
Who was this window broken by?
= By whom was this window broken?
したがって正解は①。なかなかwhomって出ないよね!
まとめ
さて今回はいかがだったでしょうか。今回は「受動態」ということもあって文法単元の中では比較的身につけるものが少な目のジャンルでもあります。
ですから他の文法事項と併用して用いられることが多いんですね。
そ
うすると「凶悪」な問題に早変わりしますが、臆せずトライしてみてくださいね!
ではまた
受動態について学習方法が今一つ分からない人は以下の記事を読んでみてください。効率よく受動態をマスターできます。
第1回挑戦状の記事はこちらになります
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