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There is the penはなぜ【変な】文章なのかを徹底検証してみた!

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5文型

●こんにちはまこちょです。

 

みなさんはthere is(are) ~の文って知っているかと思います。

 

この文の部分って名詞が来るんですけども、意外とこの名詞は「限定」されてしまうことをご存知ですか?

 

そう名詞だったら何でもいいわけじゃないんです。

 

例えば一見この文章なんかなーんも問題なさそうに見えるじゃないですか。

 

There is the pen on the desk.

 

実はこの文はかなり「よろしくない」文章としてよく問題になります。

 

なぜ?どうして?

 

本日はこの疑問を徹底解決!

 

明日からはスッキリしてthere is(are)~の文を書きまくっていることでしょう!

 

ついでに友達にもしたり顔で教えてあげちゃいましょうね。

 

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英語の語順の秘密


英語ってほら、主語(S)があって(V)があって・・とまぁ「語順」ってある程度決まっているじゃないですか。


だから俗にいう「5文型」の知識を持っていれば英作文はできますね。


ところが実は、英語はこの語順の「順番」で読者に与える「情報」を区別しているんです。


例えば読者がとっくに知っている情報は「旧情報」、知らない情報は「新情報(重点情報)」といいます。


そしてここからがポイント!


英語は大文字から英文をスタートしてピリオドで終わる、つまり左から右に流れていくわけなんですが、


英語は誰でも知ってる「旧情報」から誰も知らない「新情報(重点情報)」に英文の内容が流れていかなければならないのです!


つまり 【旧情報】→【新情報(重点情報)】という英文の流れになります。


この情報の流れを知らないと、なぜThere is the pen on the deskはよくない文章なのかそもそもわからない。


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冠詞のaとtheについて


ポイントはthe penのtheにあります。


theは「定冠詞」といいますが、要するに「一度出てきたことのある(つまり情報としてすでにある)名詞につきます。つまり「旧情報」


簡単に言うと、このtheがついた名詞は情報としてふっるーいんです。


それに対して読者にとって「不特定な、つまり一度も聞いたこともない、見たこともない」名詞には冠詞のaをつけます。「不定冠詞」と呼ばれる所以ですね。


つまりこのaがついた名詞は情報としてチョー新鮮なわけですね。


さて、ここで中学時代の教科書にのってた例文をご紹介します。


例: There is a bird on the tree. The bird has blue eyes.
訳:「木の上に鳥が一羽います。その鳥は青い目をしています」


この文、この「情報」についての英文セオリーに沿って文章が作られているのですが、分かりますでしょうか?


最初の英文はa birdとbirdにaがついているので、この鳥は「新情報」ですよね。


ですから文章のピリオド近くに書いています。


まちがってもこういう風には表現していません。


A bird is on the tree.


これだといきなり文頭に初めて紹介される名詞が登場することになりますよね。


何度も言いますが、英語は【旧情報】→【新情報】に情報が流れていくもの。


したがってA bird is on the treeは不親切極まりないですね。


ん? There is a bird on the treeはどうなんですかって?


この文よく見てください。a birdに到着する前にThere isがまるで「クッション」のように挟まっています。


こうすることによってa+名詞をいきなり読者の「目」には触れさせないようにしているのです。


ほら、その証拠に第二文を見ると、いきなりThe birdから文章がスタートです。


前の文章の内容を受けて、今度はこの「鳥」の情報は古くなって「特定」できますからtheがついています。


「旧情報」ですから文の最初にいきなり置いても問題ない、っていうかこれが一番「情報」の伝わりとしては正しいわけです。


さて、まとめです。


There is the pen on the desk.は文章の「情報伝達」として正しい表現ではない。つまり


The pen is on the desk.とするのが正しい書き方になります。


一般にThere is ~には「新情報」の名詞を置きます。


つまり「不特定」な名詞を置きます。theやmy、hisなどの「特定できる(=旧情報)」の名詞は置くことができません。


分かりましたか?英語も言葉である以上はどういった「情報」を効率よく伝えるかが非常に重要になります。
ぜひ、英作文等に使ってみてください。効果が上がること間違いなしですよ!


ではまた。

5文型の学習方法には手順がある!ぜひ以下の記事をご覧ください。

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